【攻めの就活】手作りESを人事のメールに送ろう
みんなと同じやり方で就活してませんか?
「就職サイトに登録する」「スカウトサイトに登録する」「紹介会社に登録する」「志望企業のマイページに登録する」「WEB合説に参加する」「各社の締め切りに合わせESを提出する」・・・。
就職力のある人(上位校、体育会、ピカピカなガクチカを持っている人)はそれでもいいかもしれません。
しかし、より有利に就活を進めたいなら、人と違ったことをやらねば勝ち抜けません。
そこでお勧めするのは、「オリジナルES」を作り、人事に直接メールしてしまうことです。
●ポイント
1.同じフォームで、同じ時期にESを提出しても、差別化はしにくい。オリジナルESを作り、人事に直接メールしよう。
2.人事のメールは採用担当者みんなが見ていることが多い。
3.オリジナルESはパワポ1~2枚。
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1.同じフォームで、同じ時期にESを提出しても、差別化はしにくい。
オリジナルESを作り、人事に直接メールしよう。
それぞれの企業が自社のESを持っています。応募するにはもちろんそれに記入することが必須ですが、「大学名」「学部・選考」「ガクチカ」などで判断されがち。
ピカピカのESが作れる人(そういうう立場にいる人)が有利になりがちです。
そこでお勧めは就活が本格化する前に、オリジナルESを作って、人事のメールに直接送ることです。
人事(あるいは採用のメール)は、就職サイトや採用ホームページに記載されていることが多いです(jinji@・・・・やsaiyoua@・・・というやつです)。
どうしてもEメールが見つからない場合は、企業ホームページ(採用ホームページではなく、企業全体のホームページ)にお問い合わせフォームや代表Eメールがあるのでそちらに送りましょう。タイムラグが1日ほどありますが、ほぼ人事に転送されます。
メールの文章はコピペでOK(社名は間違えないように必ず確認してくださいね)。志望理由も簡単に添えられればベストです。
※文末に「メールテンプレート」を付けておきますね。
「どうせESを出すことになるのだから、同じじゃん」と思われるかもしれません。そうです。どのみちESは出さねばなりません。
ただし、ESを出す前に「この学生は面白いから、ちゃんとESはチェックしておこう」と思ってもらえるだけでも儲けものです。
運が良ければ、企業側から特別なインターンシップの案内や先輩社員を紹介してもらえるかもしれません。
※メールの最後の文章(つまり、オリジナルESのいったんのゴール)は「貴社に大変興味を持っているので、是非現場で働いている社員のお話を聞いてみたいと存じております。可能であれば若手社員の肩をご消化いただけると幸いです(ZOOMなどのWEB会議システムでお話をお伺いしたく存じております)」がいいと思います。
2.人事のメールは採用担当者みんなが見ていることが多い。
人事メールあるいは採用メールに送るメリットは3つあります。
①採用スタッフ全員が見ている
このメールは採用スタッフ全員が見ています(中には、採用スタッフ一人一人の個人メールに転送される場合も)。
本採用の際は提出されたESは何人かの担当者で分担して読み込み、合否を判定することが多く、合否の当落線上にいる人はどうしても担当者との相性に左右されてしまうこともあります(担当者が体育会好き、論理性重視・・・・)。
人事メールだと全員が見ているため、誰か一人の目に留まればその後の選考を有利に進めることができます。
②何より積極性をアピールできる
学生の多くは、就職サイトや採用ホームページからエントリーするだけ、あるいはスカウトサイトに登録するだけです。
そのなかで、あなただけが自分から企業にアプローチすることでライバルたちと差別化できます。
③Eメールへの対応力をアピールできる
学生の皆さんは、所属団体の教授やOBとの連絡以外は大体SNSを使っていますよね。
企業の多くはメール文化です。「新入社員が、Eメールをまともに打てない」と悩みをこぼす人事担当者もいるくらいです。
これはサブ的な狙いですが、メールにきちんと対応できることのアピールにもつながります。
3.オリジナルESはパワーポイント1~2枚で作って、PDFにしよう。
さて、オリジナルESの作り方ですが、ポイントは2つです。
①A4 1~2枚にまとめる。
分量が多いと、最後まで見てもらえないこともあります。
ビジネスマン向けの書籍で鉄板な売れ筋モノのなかに、「A4一枚の企画書の作り方」とか「トヨタの社内企画書はすべてA3一枚」のようなカテゴリーがあります。
オリジナル履歴書もこれに倣って、「A4 1~2枚」にまとめることをおススメします。
※A3は「パソコンのディスプレイではみにくい」というデメリットがあります。
パワーポイント等で写真なども入れ作成し、PDF形式で保存し送るのがいいでしょう。
②内容や作り方は、慶應大学湘南キャンパスのAO入試の「自由記述」のマネしてみるのがおススメ
オリジナルESを作っても、それが文章だけだったりフォーマットっぽいものだと、通常のESと変わらなので、あなたらしさは表現できません。
そこで参考になるのが、慶應義塾大学湘南キャンパス(SFC)のAO入試受験の際に提出する「自由記述」です(ちょうど、A4 2枚です)。
作り方は特にないのですが、合格例は「SFC AO 自由記述 合格例」でググればGoogle先生が教えてくれます。
例1:合格例で解説!慶應SFCのAO入試における自由記述の3つの極意
https://aogijuku.com/juken-taisaku/keio/sfc-jiyukijutsu/
例2:慶應大学のAO入試の「自由記述・学習計画のコツと勘所」(2つ目の例が使いやすそう)
http://presidentfamily.com/juken/6967